【適者生存 勝負の世界で生き続ける人】

「こんにちは」
こちらが元気になるとても爽やかで素敵な挨拶
今日、このたった1つの挨拶で色んなことを考えた。

声の主はオリックス・バファローズで活躍する平野恵一選手。
オリックス、阪神、オリックスと活躍し続ける野球少年が憧れるプロ野球選手の一人。

169㌢と決して大きくない体格で守備走塁と一球に全身全霊をかけ
そして希望を受ければ内外野どこでも守る。

オリックス時代からその「人を魅了する守備」で僕自身も夢中になった選手でもある。

そんな彼は僕が知るかぎり数多くいるオリックスから阪神に移籍した選手の中で唯一その輝きを阪神タイガースという特殊なチームでよりいっそう輝かせた選手です。(2010年には打率3割5分)

平野選手以外にもオリックスから阪神に選手として油が本当に一番のっている時期に移籍した才能ある選手は何人かいるが

それでもその才能から期待される輝かしい活躍をしたのは平野恵一選手ただ一人である。

何故、彼だけが活躍できたのか結局いきつく先はこの「こんにちは」なのだと思う。

そして平野選手が手にする荷物、人となりの姿勢も本当に全てが整っていた。勝負の世界、結局はその差が大きいのだと思う。

才能もあり、どんなにきついトレーニングをストイックにしていける選手でも、靴をそろえることができなければその選手はプロになる所までで終わってしまうのが勝負の世界であり、

逆に環境(所属チーム)が変わっても、より活躍するトップアスリートは誰に対してもフェアでそして何より例えアスリートという肩書きがなくても人としてカッコいい人が多い。

アマチュア時代に輝かしい実績を持ちプロでの活躍を期待される選手でそこから一軍に定着することもなく引退をむかえる選手は才能よりも結局、挨拶、靴をそろえるそういう差で目が出ずにいると改めて今日平野選手から伝わってきました。

出会うだけで、すれ違うだけで、一人の人間が元気をもらう人がトップアスリートであり、勝負の世界で長く活躍し続ける人なのだと思う。

それこそ少年時代に憧れた本物のスターであり、ヒーローであり、
アスリートだ。

野球に限らず、どのスポーツ、競技でもそうなのだと思う。

そしてこういった人はスポーツの世界だけでなく、どの世界、社会でも環境に適応できる人だと思う。

これからこういう環境の変化の中で適者生存の世界を生きてきた人間性を兼ね備えたアスリートの力が社会を地域を明るくしていく社会になっていく。