シニアにおける学びあい

高齢者は、ある共通認識として「習ったことを忘れていて当たり前」ということが前提としてある。そこに月四回のプログラムを 基本→復習→応用→学びあい として回していくと『学びあい』の時に「あらっ○○さん、そんなことも覚えてるなんて凄いわねぇ」と互いに尊重が生まれる。そして自分が覚えていたことと他のメンバーが覚えていたことの両方を学びあいにより習得する。
そして互いに尊重することこそコミュニティのはじまりなのでそこに継続したコミュニティが誕生する。

子どもとシニア層による学びあい

健康・スポーツといった分野における学びあいは多世代間交流において大きな可能性を秘めている。今までの学習における学びあいでは「戦争の話」「おばあちゃんの知恵袋」 といったようにシニアから子どもにといった一通になりがちな所を、この分野においては互いに子どもからシニアへシニアから子どもへとほとんど対等に学びあいが行われる。
そしてシニアにとっては子ども達との交流を通しての人生の楽しみと子どもの成長を見守る中で未来への希望を

子どもにとっては自分の成長や将来、夢といったものを本気で信じてくれる大人との出会いを
(今の現代社会では子どもの夢や将来を本気で信じてあげられる家族や先生はあまり多くはない。それに対してシニア層というのは子どもに希望をみる。だからこそ、学びあいの中で近所のおじいちゃん、おばあちゃんがその子の将来を本気で信じる環境をつくることでそれはやがて子どもの原体験になり、高校大学社会人と人生の岐路にたつ時の大事な軸になる)