組織から個人の共鳴へ

先週金曜日は西尾さんの官僚図鑑の同行で福井に行って来ました。
多くのメデイアを通して僕達に伝えられる官僚のイメージは天下りを始め、悪いイメージが先行しているのが現状です。その中で、懸命に地域や日本未来の展望を描こうとしている官僚の方々の思いを発信し、紡いでいく官僚図鑑の可能性を今回は感じることができました。

若者だけとか民間やNPOだけで何かを成し遂げようとしても何処かで必ずつまずきます。だからこそ、今までの「若者が頑張っているから俺達もがんばろう」の流れだけでなく、「柵や縛りの多い官僚でさえ、こんなにも頑張ってるのだから俺たちが頑張らないでどうする」そういった両方、両面が今後さらに必要だと思います。

今回同行して実感したことですが今まで日本未来の展望や地域のまちづくりの多くを引っ張ってきた官僚個人の知識や経験やその思いはやっぱり尊いです。だからこそ組織ではなく、その個人個人のものを紡ぎ、多くの人が共有できることで必ず起こる次のものがあると思います。

霞が関だけでなく、地方にいる官僚人から現場、非現場と様々な官僚が今取り組んでいることが見える化することで起こる未来が今から楽しみです