一本歯下駄と運動神経

小学生の頃にスポーツが全国でもトップレベルだった子どもが中学、高校で伸び悩むことを人生を通して見たことがないという人は少ないと思います。

 

これは古今東西どの地域でも起きている現象です。

 

なぜそのような現象が起きるのでしょうか?

 

それは身体の成長と筋肉の関係性にあります。

 

筋肉には腿裏のハムストリングのように大きい筋肉群であるアウターマッスルと大腰筋のように小さい筋肉群であるインナーマッスルがありますが運動において努力すればするほど伸びる時というのはこのアウターマッスルとインナーマッスルの関係性がとてもいい時です。

 

そうした中、中学生、高校生の時期に伸び悩む多くの選手は成長期ゆえに知らず知らずにアウターマッスルの優位性が高まっていきます。また現在多くのスポーツクラブや部活動で行われるトレーニングは昨今体幹トレーニングやインナーマッスルの重要性が社会的にも認識されていますが十分ではありません。

 

このアウターマッスルが優位な状態でトレーニング(努力)を続けることはあまり努力ほどの成長が見込めないばかりか、アウターマッスルによって骨盤をはじめとした骨が不自然に引っ張られ、筋肉にも骨にも歪みのある身体へとつながり、それによってこわばった筋肉が肉離れなどの怪我を引き起こします。

 

このアウターマッスルとインナーマッスルの筋肉の関係性と成長期の身体の発達による伸びの低下や動きのしなやかさの低下はフィギュアスケート選手や体操選手を思い浮かべるとイメージしやすいかと思います。

 

しなやかさな動きや身体というのはアウターマッスルとインナーマッスルのバランスを整え調整することで導かれ、そのバランスが崩れることで失われます。

 

このアウターマッスルとインナーマッスルの関係性は中学生や高校生に限ったことではなくトップ選手のトレーニングから一般の方々の理想体型への身体作り、肩こり腰痛の改善にもいえることです。

 

一本歯下駄は日常生活で正しい関係性が築けていないアウターマッスルとインナーマッスルを一から再教育してくれるアイテムです。

600個ある筋肉の中から使われていない筋肉を目覚めさせます。そして600個ある筋肉のアンバランスさをバランスのいいものにしてくれます。一本歯下駄を履くと履いた瞬間に腰痛の感覚が和らいだという人が出てきますがこれは筋肉のバランスが整ったためです。

筋肉が目覚めるアンバランスが改善されると筋肉は骨よりも身体における位置を決める力が強いため筋肉が骨を徐々に正しいポジションに導き体はゆがみが改善され、姿勢が良くなります。姿勢が良くなると腰痛や股関節、ひざなどの痛みも解消され、歩行の安定、バランスの向上など運動機能も向上します。

 

特に一本歯下駄GETTAと後ろ歯一本歯下駄MUSASHIは腸骨筋という骨盤に付随した筋肉を履いて歩く、走るだけで鍛えられるようにつくられています。この腸骨筋は骨盤に付随している筋肉なので鍛えることで正しい位置に骨盤を誘導してくれる筋肉でもあります。

 

この腸骨筋が特に強いのがウサインボルト選手であり、日本の能楽師の方々です。腸骨筋を鍛えることでトップレベルの走り方、世界中の誰もが美しいと思える姿勢をつくることができます。

 

腰痛持ちの方にとって多くの原因は腿裏の筋肉であるハムストリングとお尻の筋肉によって骨盤が後ろに引っ張られることで腰の筋肉と神経が引っ張られそれによって腰がこわばることにありますが腸骨筋を鍛えることで骨盤が後傾する力に対して腸骨筋が逆方向に引っ張り正してくれるので腰痛は改善されます。

 

ただし、この腸骨筋を鍛えるトレーニングは現在までスポーツ界でも健康、医療、ダイエットにも存在してきませんでした。

 

この腸骨筋の鍛え方がスポーツ界にないことで腸骨筋が衰えて苦労しているのが松坂大輔選手です。

https://youtu.be/bOIehXUzvtA

 

腸骨筋が弱いことで踏み出した足の踏ん張りが利かず、左足に最後まで体重をかけることができず、腕の振りもフィニッシュまでいくことができません。

一本歯下駄はこの松坂大輔選手をはじめとした多くの選手の復活や飛躍の鍵を握っているともいえます。

 

野球だけでなく、サッカーやテニスでもボールを狙ったところに蹴る、打つ精度にこの腸骨筋がかかわってきます。

 

一本歯下駄は筋肉を整え調整することでコリが取れ、腰痛や肩こりを結果的に改善する。

一本歯下駄は今まで使っていなかった筋肉が使えるようになることで身体と脳の関係性を更に高めるとともに今まで使われていなかった筋肉そのものが持つ記憶能力を使うことができるのでフォームの動作改善はもちろんのこと、動きや動作を覚える習得のスピードも高まる

一本歯下駄のようにバランスを取ろうとしながら動くと前頭葉が活性化し、例えウオーキングのような地味な動きやトレーニングも脳から楽しいと思うホルモンが分泌している状態で行うことができるのでその面からも動作習得やトレーニング効果の向上が見込める。