一本歯下駄と人間の身体

人間の身体は、約200個の骨と600個の筋肉で出来ています。

一つ一つが互いに連携している筋肉や骨の関係性が運動神経も身体の歪みから生まれる腰痛や肩こり、姿勢を決めています。

 

現在多くの人にとって長時間のデスクワークは日常です。

スマホを長い時間使うことも一般的です。同じ姿勢でいる時間が長くなりました。(スポーツをしている方でも、痛みがある方は多いです。実はスポーツでも「偏った体の使い方をしてしまう」ので、余計に体にゆがみが出てきてしまうことが多々あります。ゴルフやテニスなど体の片方を使うスポーツをしている方は、特にゆがみが起きやすいです)

そんな生活習慣と偏った動きのせいで、体の中に正しく使われていない筋肉がでてきます。骨折してギブスで固定した一週間を思い浮かべればわかりますが使わなければたった一週間で、動かなくなるのが筋肉です。

それが、10年も20年も続きます。私たちの体の奥底には、大小様々約600の筋肉がありますが、その筋肉が、体のあちこちでやせ細り、硬くなりまったく機能しなくなるのです。

すると他の筋肉が「機能しなくなった筋肉」をかばうのですが、じつは、そうやって「余計に使う筋肉」「動かない筋肉」が生まれることで、筋肉が骨をひっぱり、体が傾き、ゆがみ、おかしくなっていきます。これが痛みを引き起こす本当の原因です。(腰が凝り固まったから腰痛というのは本当の原因ではありません)

 

一本歯下駄はいままで600個の筋肉の中で日常生活であまり使われてこなかった筋肉に履くだけで働きかけることができるアイテムです。(指導者もトレーナーも本人の正しい知識や意識も必要とせず履くだけです)