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ネット記事の特性 〜信頼について〜

みなさん、こんにちは

インターン生 ハヤセです!

 

今回は僕が最近感じてる疑問

「ネット記事の特性と信頼」についてです

 

●疑問を感じたきっかけ

●キティ・ジェノヴィーズ事件と責任分散

●ネット記事が今後目指すところ

 

 

 

○疑問を感じたきっかけ

大学の教授は大学生にこう言います

「レポート書くときはネットの記事は絶対にダメ」

「ネット記事は信頼性にかける」

「情報を引っ張ってくるなら新聞、本からではないとダメ」

 

全員がこのような考えでは無いですが

ネット記事を参考文献に引用することを

禁止する教員は多いです

 

ここで僕は感じます

「ネット記事と新聞、本の違いってなに?」

・ネット記事の信頼性に欠けるというのはなんで?

 

新聞だって

本を書いてる人だって

間違えた情報を掲載することはあります

 

また

よくあるのは事実を意見をごちゃ混ぜにしてしまうこと

 

メディアの立場として

事実だけを放送する中立の立場が望ましいと思いますが

そうではない印象操作をするメディアがあるのも事実だと思います

 

僕が言いたいのは

新聞や本だって

・正しい情報とは限らない

・全て事実とは限らない、事実と意見が混ざってる可能性がある

 

確かに

ネット記事というのは

匿名性というのが意見を出しやすい環境を

作り上げています

 

それによって

フェイクニュースが堂々と

インターネット上に広まり

そのフェイクニュースのサイトの運営者は広告費で稼ぐ

 

お金が得られるなら

どんなことをしてしまう

 

自分が与える影響をわかっていない人が

楽して金を稼げてしまう

それがネット記事の悪い側面です

 

 

○キティ・ジェノヴィーズ事件と傍観者効果

 

この事件は1964年ニューヨークで起こった殺人事件

 

深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズが

暴漢に襲われた時

彼女の叫び声で付近の住人38人が気づき目撃したにも関わらず

誰も警察に通報をしなかった

 

結局、暴漢に彼女は殺害されてしまう

当時のマスコミは都会人の冷淡さとしてこの事件を

大々的に報道をした

 

報道のように

<都会人の心が冷淡だから>助けなかったのではなく

<多くの人が見ていたために>誰も助けなかったことがわかった

 

これを「傍観者効果」という

集団心理の1つで

ある事件に対して

自分以外に傍観者がいるときに率先して行動を起こさなに心理である

傍観者がいるほどその効果は高い

以下の3つの考えによって起こる

・多元的無知

  他者が積極的に行動しないことによって自体は緊急性を要しないと考える

・責任分散

 他者と同調することで責任や避難が分散されると考える

・評価懸念

 行動を起こしたとき、その結果に対して周囲からのネガティブな評価を恐れる

 

 

なぜ僕がこの傍観者効果を紹介したかというと

ネットでは責任分散という考えが広まりやすいからである

 

他の人が

間違えたニュース発信してるからいい

悪いことしたから傷つくようなメッセージを送ってもいい

みんながメッセージを送ってるから私も送っていい

 

他の人の意見に乗っかることで

自分の責任を丸投げしがちです

 

こういうことを考慮すると

ネット記事は信頼性は低いのかもしれません

 

 

○ネット記事が目指すところ

匿名性のネット記事は確かに信憑性に欠けます

 

それではどうしたら信ぴょう性をあげられるのでしょうか

 

〜信頼性を上げる方法〜

・実名登録制

・ネット記事を書ける人を制限する(資格制度、年齢制限の導入)

・公的機関の監視

 

パッと僕が思いつく範囲ではこんな感じでした

 

でも

実現が不可能そうなところが多く

そこまでして規制する事に意味があるのか

とも思いました

 

(韓国のように政府が規制に取り掛かれば簡単かもしれないですが)

 

とりあえず

日本はこのままでいいと思います

・信頼性が必要な記事は上記の方法で信頼性を高める

・信頼性が不必要な記事は現状のまま

 

それぞれの違い

メリット・デメリットを理解した上で

ネット記事を用いると良いと思いました