みなさん、こんにちは
インターン生のハヤセです!
今日は最近ホットなジャンル
ポジティブ心理学・その関連領域について
以下の3つを紹介します
●ポジティブ心理学とは
●人の幸福は遺伝子によって50%決まる?
●バナナとトリプトファン
○ポジティブ心理学とは
一言でポジティブ心理学をまとめると
「人間の強みの研究」
1990年代の終わりから急速に注目を集め
発展してきた心理学研究
「人間の弱さだけではなく、人間の強みを研究する心理学を」
という趣旨が提唱されている
「人間の良いところ(強み)」に関する研究は
それまでにも数多く行われてきたが
ポジティブ心理学はそれらを統合して
1つの心理学的研究動向として統合する目的がある
臨床心理学 マイナスな状態 → ゼロに戻す
ポジティブ心理学 ゼロの状態 →プラスに導く
主な研究領域としては3つ
ⅰポジティブな主観的状態に関連する研究
・主観的well-beingに関する研究やポジティブ感情に関する研究
・ポジティブ心理学の中核を担ってきた
・拡張-形成モデルに代表されるポジティブ感情の機能
の重要性を明らかにする考え方も提唱された
※主観的well-being
主観的幸福感、主観的充実感などと訳される
幸福感の規定因として
社会経済的変数よりも主観的な要因が強いという研究結果をもとに提唱された考え方
代表的な研究者にDr.ハピネスとも呼ばれるDiener.Eがいる
※拡張-形成モデル
フレドリクソンによって提唱されたモデル
ポジティブ感情を感じると行動が拡張し
それが資源の獲得や形成につながり
ポジティブ感情の一層の増進をもたらすという循環的モデル
ⅱポジティブな特性に関する研究
・人間の強みとして34の強みを提唱するストレングス・ファインダーの考え方
・6領域にわたる24の長所を強調する「生き方の原則」研究、
・強みを測定する尺度も併せて開発されてきた
Ⅲポジティブな組織・制度に関する研究
・他の2つと比べると進展が遅れていた
・最近になってポジティブな学校のあり方や社会との関わりなどといった問題が議論され
活性化が図られている
○遺伝子によって人の幸福は50%決まる?
結論からいうと
遺伝子によって人の幸福は50%決まります
残りの50%は環境と自分自身の行動によって決まります
それでは
幸福を決める
①遺伝子 50%
②環境 10%
③自分の行動 40%
について解説していきます
①遺伝子
5-HTTという幸福の遺伝子がある
この遺伝子を多く持っているかどうかで幸福度は決定してしまう
②環境
経済的な問題や自分の職業
自分の置かれた境遇
などの外的要因のこと
③自分の行動
これが一番大切です
収入の4倍以上の幸福を決める”自分の行動”とは
自分の行動がどれくらい自分に幸福を与えているのかを見える化すること
嬉しかったことや、幸せだったこと
これらを自分の幸せに目を向けることで
経済的な状況や自分の置かれた境遇に対する
目の向け方が変わります
つまり
ポジティブは遺伝する
でも自分を無理やりでもポジティブに変えることで
誰でも幸福を感じることはできる
この話を聞いても
「遺伝子で50%も決まるのか…(悲)」
「遺伝子で50%しか決まらないのか〜(嬉)」
同じ話でも捉え方が全然違いますよね
ポジティブ心理学の面白さ
分かってきたのではないでしょうか?
○バナナとトリプトファン
バナナはトリプトファンを多くを含む食べ物
トリプトファンを語る上で必須な
幸せホルモン”セロトニン”について紹介します
〜セロトニンとは〜
・神経伝達物質の1つである
・感情の制御に機能する 気分障害、睡眠障害との関連も強い
・セロトニンが低下すると強い怒り、暴力、自殺率が増加
・セロトニンが低下するとうつ病、強迫性障害の特徴
・トリプトファンの欠落した食事を与えると
一過性だが攻撃傾向あるいはうつ傾向が生み出される実験結果がある
トリプトファンを摂取して
セロトニンを増やせば
幸福度が増す!!
そこでバナナはトリプトファンを多く含むので
ぜひ毎日一本は食べたいですね
スポーツする前にもバッチリ!
他にトリプトファンを含む食材は
豆腐、納豆、味噌、醤油、チーズ、牛乳、ヨーグルト
ゴマ、ピーナッツ、卵etc
○最後に
ポジティブな思考は
自信のある行動にも影響を与えます
自信のある行動ができる
精神面で強いスポーツ選手は競技面でも強いです
ポジティブ心理学を勉強して
いざポジティブマスターになりましょう!
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